ヱルバアルの子アビメレク、シケムに徃きその母の兄弟のもとに至りて彼らおよびすべて其母の父󠄃の家の一族に語りて云ひけるは
And Abimelech the son of Jerubbaal went to Shechem unto his mother's brethren, and communed with them, and with all the family of the house of his mother's father, saying,
Abimelech
〔士師記8章31節〕31 シケムに
居しその
妾またひとりの
子を
產たれば
之をアビメレクと
名けたり
Shechem
〔創世記33章18節〕18 ヤコブ、パダンアラムより
來りて
恙なくカナンの
地にあるシケムの
邑に
至り
邑の
前󠄃にその
天幕を
張り
〔創世記34章2節〕2 その
國の
君主なるヒビ
人ハモルの
子シケムこれを
見て
之をひきいれこれと
寢てこれを
辱しむ
〔列王紀略上12章1節〕1 爰にレハベアム、シケムに
徃り
其はイスラエル
皆彼を
王と
爲んとてシケムに
至りたればなり
communed
〔サムエル後書15章6節〕6 アブサロム
凡て
王に
裁判󠄄を
求めんとて
來るイスラエル
人に
是のごとくなせり
斯アブサロムはイスラエルの
人々の
心を
取り
〔列王紀略上12章3節〕3 時に
人衆人を
遣󠄃はして
彼を
招けり
斯てヤラベアムとイスラエルの
會衆皆來りてレハベアムに
吿て
言けるは
〔列王紀略上12章20節〕20 爰にイスラエル
皆ヤラベアムの
歸りしを
聞て
人を
遣󠄃して
彼を
集會に
招き
彼をイスラエルの
全󠄃家の
上に
王と
爲りユダの
支派の
外はダビデの
家に
從ふ
者なし
〔詩篇83章2節〕2 視よなんぢの
仇はかしがきしき
聲をあげ
汝をにくむものは
首をあげたり~
(4) かれらいひたりき
來かれらを
斷滅してふたゝび
國をたつることを
得ざらしめイスラエルの
名をふたゝび
人にしられざらしめんと 〔詩篇83章4節〕
〔エレミヤ記18章18節〕18 彼らいふ
去來われら
計策を
設てヱレミヤをはからんそれ
祭司には
律法あり
智慧󠄄ある
者には
謀畧あり
預言者には
言ありて
失ざるべし
去來われら
舌をもて
彼を
擊ちその
諸の
言を
聽ことをせざらんと
ねがはくはシケムのすべての民の耳に斯く吿よヱルバアルのすべての子七十人して汝らを治むると一人して汝らを治むると孰れか汝らのためによきやまた我は汝らの骨肉なるを記えよと
Speak, I pray you, in the ears of all the men of Shechem, Whether is better for you, either that all the sons of Jerubbaal, which are threescore and ten persons, reign over you, or that one reign over you? remember also that I am your bone and your flesh.
Whether, etc.
無し
threescore
〔士師記8章30節〕30 ギデオンは
妻を
多く
有ちたれば
其身より
出たる
子七十
人ありき
your bone
〔創世記29章14節〕14 ラバン
彼にいひけるは
汝は
誠にわが
骨肉なりとヤコブ
一月の
間彼とともに
居る
〔サムエル後書19章13節〕13 又󠄂アマサに
言べし
爾はわが
骨肉にあらずや
爾ヨアブにかはりて
常にわがまへにて
軍長たるべし
若しからずば
神我に
斯なし
又󠄂重ねてかくなしたまへと
〔歴代志略上11章1節〕1 茲にイスラエルの
人みなヘブロンに
集まりてダビデの
許に
詣り
言けるは
我らは
汝の
骨肉なり
〔ヘブル書2章14節〕14 子等はともに
血肉を
具󠄄ふれば、
主もまた
同じく
之を
具󠄄へ
給ひしなり。これは
死の
權力を
有つもの、
即ち
惡魔󠄃を
死によりて
亡し、
その母の兄弟アビメレクのことにつきて此等の言をことごとくシケムの人々の耳に語りしに是はわれらの兄弟なりといひて心をアビメレクに傾むけ
And his mother's brethren spake of him in the ears of all the men of Shechem all these words: and their hearts inclined to follow Abimelech; for they said, He is our brother.
our brother
〔創世記29章15節〕15 茲にラバン、ヤコブにいひけるは
汝はわが
兄弟なればとて
空󠄃く
我に
役事べけんや
何の
報酬を
望󠄇むや
我に
吿よ
spake
〔詩篇10章3節〕3 あしきひとは
己がこころの
欲望󠄇をほこり
貪るものを
祝してヱホバをかろしむ
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ~
(14) 汝われらと
偕に
籤をひけ
我儕とともに
一の
金嚢を
持べしと
云とも 〔箴言1章14節〕
to follow
バアルベリテの社より銀七十をとりて之に與ふアビメレクこれをもて遊󠄃蕩にして輕躁なる者等を傭ひておのれに從はせ
And they gave him threescore and ten pieces of silver out of the house of Baal-berith, wherewith Abimelech hired vain and light persons, which followed him.
house
〔士師記8章33節〕33 ギデオンの
死るに
及びてイスラエルの
子孫復ひるがへりてバアルを
慕ひて
之と
淫をおこなひバアルベリテをおのれの
神と
爲り
〔士師記9章46節〕46 シケムの
櫓の
人みな
之を
聞てベリテ
神の
廟の
塔に
入たりしが~
(49) 民もまた
皆おのおのその
枝を
斫りおとしアビメレクに
從ひて
枝を
塔に
倚せかけ
塔に
火をかけて
彼等を
攻むここにおいてシケムの
櫓の
人もまた
悉く
死り
男女およそ一千
人なりき
〔士師記9章49節〕
vain, etc
〔士師記11章3節〕3 ヱフタ
其の
兄弟の
許より
逃󠄄さりてトブの
地に
住󠄃けるに
遊󠄃蕩者ヱフタのもとに
集ひ
來りて
之とともに
出ることをなせり
〔サムエル前書22章2節〕2 また
惱める
人負󠄅債者心に
嫌󠄃ぬ
者皆かれの
許にあつまりて
彼其長となれりかれとともにある
者はおよそ四
百人なり
〔歴代志略下13章7節〕7 邪曲なる
放蕩者これに
集り
附き
自ら
强くしてソロモンの
子レハベアムに
敵せしがレハベアムは
少くまた
心弱󠄃くして
之に
當る
力なかりき
〔ヨブ記30章8節〕8 彼らは
愚蠢なる
者の
子 卑むべき
者の
子にして
國より
擊いださる
〔箴言12章11節〕11 おのれの
田地を
耕すものは
食󠄃にあく
放蕩なる
人にしたがふ
者は
智慧󠄄なし
〔使徒行傳17章5節〕5 爰にユダヤ
人ら
嫉を
起󠄃して
市の
無賴者をかたらひ、
群衆を
集めて
町を
騷がし、
又󠄂ふたりを
集民の
前󠄃に
曵き
出さんとしてヤソンの
家を
圍みしが、
vain, etc.
〔士師記11章3節〕3 ヱフタ
其の
兄弟の
許より
逃󠄄さりてトブの
地に
住󠄃けるに
遊󠄃蕩者ヱフタのもとに
集ひ
來りて
之とともに
出ることをなせり
〔サムエル前書22章2節〕2 また
惱める
人負󠄅債者心に
嫌󠄃ぬ
者皆かれの
許にあつまりて
彼其長となれりかれとともにある
者はおよそ四
百人なり
〔歴代志略下13章7節〕7 邪曲なる
放蕩者これに
集り
附き
自ら
强くしてソロモンの
子レハベアムに
敵せしがレハベアムは
少くまた
心弱󠄃くして
之に
當る
力なかりき
〔ヨブ記30章8節〕8 彼らは
愚蠢なる
者の
子 卑むべき
者の
子にして
國より
擊いださる
〔箴言12章11節〕11 おのれの
田地を
耕すものは
食󠄃にあく
放蕩なる
人にしたがふ
者は
智慧󠄄なし
〔使徒行傳17章5節〕5 爰にユダヤ
人ら
嫉を
起󠄃して
市の
無賴者をかたらひ、
群衆を
集めて
町を
騷がし、
又󠄂ふたりを
集民の
前󠄃に
曵き
出さんとしてヤソンの
家を
圍みしが、
オフラに在る父󠄃の家に徃きてヱルバアルの子なるその兄弟七十人を一つの石の上に殺せり但しヱルバアルの季の子ヨタムは身を潜めしに由て遺󠄃されたり
And he went unto his father's house at Ophrah, and slew his brethren the sons of Jerubbaal, being threescore and ten persons, upon one stone: notwithstanding yet Jotham the youngest son of Jerubbaal was left; for he hid himself.
at Ophrah
〔士師記6章24節〕24 ここにおいてギデオン
彼所󠄃にヱホバのために
祭壇を
築き
之をヱホバシヤロムと
名けたり
是は
今日に
至るまでアビエゼル
人のオフラに
存る
slew
〔列王紀略下10章17節〕17 サマリヤにいたりてアハブに
屬する
者のサマリヤに
遺󠄃れるを
盡く
殺して
遂󠄅にその
一族を
滅せりヱホバのエリヤに
吿たまひし
言語のごとし
〔列王紀略下11章1節〕1 茲にアハジアの
母アタリヤその
子の
死たるを
見て
起󠄃て
王の
種を
盡く
滅したりしが
〔列王紀略下11章2節〕2 ヨラム
王の
女にしてアハジアの
姉妹なるヱホシバといふ
者アハジアの
子ヨアシを
王の
子等の
殺さるる
者の
中より
竊みとり
彼とその
乳󠄃母を
夜着の
室にいれて
彼をアタリヤに
匿したれば
終󠄃にころされざりき
〔歴代志略下21章4節〕4 ヨラムその
父󠄃の
位に
登りて
力つよくなりければその
兄弟等をことごとく
劍にかけて
殺し
又󠄂イスラエルの
牧伯等數人を
殺せり
〔マタイ傳2章16節〕16 爰にヘロデ、
博士たちに
賺されたりと
悟りて、
甚だしく
憤ほり、
人を
遣󠄃し、
博士たちに
由りて
詳細にせし
時を
計り、ベツレヘム
及び
凡てその
邊の
地方なる
二歳以下の
男の
兒をことごとく
殺せり。
〔マタイ傳2章20節〕20 『
起󠄃きて、
幼兒とその
母とを
携へ、イスラエルの
地にゆけ。
幼兒の
生命を
索めし
者どもは
死にたり』
ここにおいてシケムのすべての民およびミロの諸の人集り徃てシケムの碑の旁なる橡樹の邊にてアビメレクを立て王となしけるが
And all the men of Shechem gathered together, and all the house of Millo, and went, and made Abimelech king, by the plain of the pillar that was in Shechem.
Millo
無し
plain
〔ヨシュア記24章26節〕26 ヨシユアこれらの
言を
神の
律法の
書に
書しるし
大なる
石をとり
彼處にてヱホバの
聖󠄄所󠄃の
傍なる
樫の
樹の
下に
之を
立て
〔列王紀略上12章1節〕1 爰にレハベアム、シケムに
徃り
其はイスラエル
皆彼を
王と
爲んとてシケムに
至りたればなり
〔列王紀略上12章20節〕20 爰にイスラエル
皆ヤラベアムの
歸りしを
聞て
人を
遣󠄃して
彼を
集會に
招き
彼をイスラエルの
全󠄃家の
上に
王と
爲りユダの
支派の
外はダビデの
家に
從ふ
者なし
〔列王紀略上12章25節〕25 ヤラベアムはエフライムの
山地にシケムを
建て
其處に
住󠄃み
又󠄂其所󠄃より
出てペヌエルを
建たり
the house
〔サムエル後書5章9節〕9 ダビデ
其要󠄃害󠄅に
住󠄃て
之をダビデの
城邑と
名けたりまたダビデ、ミロ(
城塞)より
內の
四方に
建築をなせり
〔列王紀略下12章20節〕20 茲にヨアシの
臣僕等おこりて
黨をむすびシラに
下るところのミロの
家にてヨアシを
弑せり
ヨタムにかくと吿るものありければ徃てゲリジム山の巓に立ち聲を揚て號びかれらにいひけるはシケムの民よ我に聽よ神また汝らに聽たまはん
And when they told it to Jotham, he went and stood in the top of mount Gerizim, and lifted up his voice, and cried, and said unto them, Hearken unto me, ye men of Shechem, that God may hearken unto you.
Hearken
〔詩篇18章40節〕40 我をにくむ
者をわが
滅しえんがために
汝またわが
仇の
背をわれにむけしめ
給へり
〔詩篇18章41節〕41 かれら
叫びたれども
救ふものなく ヱホバに
對ひてさけびたれども
答へたまはざりき
〔詩篇50章15節〕15 なやみの
日にわれをよべ
我なんぢを
援けん
而してなんぢ
我をあがむべし~
(21) 汝これらの
事をなししをわれ
默しぬれば なんぢ
我をおのれに
恰にたるものとおもへり されど
我なんぢを
責めてその
罪をなんぢの
目前󠄃につらぬべし 〔詩篇50章21節〕
〔箴言1章28節〕28 そのとき
彼等われを
呼ばん
然れどわれ
應へじ
只管に
我を
求めん されど
我に
遇󠄃じ
〔箴言1章29節〕29 かれら
知識を
憎み
又󠄂ヱホバを
畏るることを
悅ばず
〔箴言21章13節〕13 耳を
掩ひて
貧󠄃者の
呼ぶ
聲をきかざる
者は おのれ
自ら
呼ぶときもまた
聽れざるべし
〔箴言28章9節〕9 耳をそむけて
律法を
聞ざる
者はその
祈すらも
憎まる
〔イザヤ書1章15節〕15 我なんぢらが
手をのぶるとき
目をおほひ
汝等がおほくの
祈禱をなすときも
聞ことをせじ なんぢらの
手には
血みちたり
〔イザヤ書58章6節〕6 わが
悅ぶところの
斷食󠄃はあくの
繩をほどき
軛のつなをとき
虐󠄃げらるるものを
放ちさらしめ すべての
軛ををるなどの
事にあらずや~
(10) なんぢの
靈魂の
欲するものをも
饑たる
者にほどこし
苦しむものの
心を
滿足しめば なんぢの
光くらきにてりいで なんぢの
闇は
晝のごとくならん 〔イザヤ書58章10節〕
〔マタイ傳18章26節〕26 その
家來ひれ
伏し、
拜して
言ふ「
寛くし
給へ、さらば
悉とく
償はん」~
(34) 斯くその
主人、
怒りて、
負󠄅債をことごとく
償ふまで
彼を
獄卒に
付せり。 〔マタイ傳18章34節〕
〔ヤコブ書2章13節〕13 憐憫を
行はぬ
者は、
憐憫なき
審判󠄄を
受けん、
憐憫は
審判󠄄にむかひて
勝󠄃ち
誇るなり。
mount Gerizim
〔申命記11章29節〕29 汝の
神ヱホバ
汝が
徃て
獲んとする
地に
汝を
導󠄃きいりたまふ
時は
汝ゲリジム
山に
祝福を
置きエバル
山に
呪詛をおくべし
〔申命記27章12節〕12 汝らがヨルダンを
渡りし
後是らの
者ゲリジム
山にたちて
民を
祝すべし
即ちシメオン、レビ、ユダ、イツサカル、ヨセフおよびベニヤミン
〔ヨシュア記8章33節〕33 かくてイスラエルの
一切の
人およびその
長老 官吏 裁判󠄄人など
他國の
者も
本國の
者も
打まじりてヱホバの
契󠄅約の
櫃を
舁る
祭司等レビ
人の
前󠄃にあたりて
櫃の
此旁と
彼旁に
分󠄃れ
半󠄃はゲリジム
山の
前󠄃に
半󠄃はエバル
山の
前󠄃に
立り
是ヱホバの
僕モーセの
命ぜし
所󠄃にしたがひて
最初に
先イスラエルの
民を
祝せんとてなり
〔ヨハネ傳4章20節〕20 我らの
先祖たちは
此の
山にて
拜したるに、
汝らは
拜すべき
處をエルサレムなりと
言ふ』
樹木出ておのれのうへに王を立んとし橄欖の樹に汝われらの王となれよといひけるに
The trees went forth on a time to anoint a king over them; and they said unto the olive tree, Reign thou over us.
Reign
〔士師記8章22節〕22 茲にイスラエルの
衆ギデオンにいひけるは
汝ミデアンの
手より
我らを
救ひたれば
汝と
汝の
子及び
汝の
孫我らを
治めよ
〔士師記8章23節〕23 ギデオン
之にいひけるは
我汝らを
治むることをせじまた
我が
子も
汝らを
治むべからずヱホバ
汝らを
治めたまふべし
The trees
〔列王紀略下14章9節〕9 イスラエルの
王ヨアシ、ユダの
王アマジヤに
言おくりけるはレバノンの
荊棘かつてレバノンの
香柏に
汝の
女子をわが
子の
妻にあたへよと
言おくりたることありしにレバノンの
野獸とほりてその
荊棘を
踏たふせり
〔エゼキエル書17章3節〕3 言べし
主ヱホバかく
言たまふ
大なる
翼長き
羽ありて
種々の
色の
毛の
滿たる
大鷲レバノンに
來りて
香柏の
梢を
採り~
(10) 是は
樹られたれども
旺盛にならんや
東風これに
當らば
枯果ざらんや
是その
生たるところの
地に
枯べし
〔エゼキエル書17章10節〕
〔ダニエル書4章10節〕10 我が
床にありて
見たる
吾腦中の
異象は
是のごとし
我觀しに
地の
當中に
一の
樹ありてその
丈高かりしが~
(18) 我ネブカデネザル
王この
夢を
見たりベルテシヤザルよ
汝その
解明を
我に
述󠄃よ
我國の
智者は
執も
皆その
解明を
我に
示すことを
得ざりしが
汝は
之を
能せん
其は
汝の
裏には
聖󠄄神の
靈やどればなりと
〔ダニエル書4章18節〕
olive tree
橄欖の樹之にいふ我いかで人の我に取て神と人とを崇むるところのそのわが油を棄て徃て樹木の上に戰ぐべけんやと
But the olive tree said unto them, Should I leave my fatness, wherewith by me they honour God and man, and go to be promoted over the trees?
God
無し
to be promoted over the trees
〔ヨブ記1章7節〕7 ヱホバ、サタンに
言たまひけるは
汝何處より
來りしや サタン、ヱホバに
應へて
言けるは
地を
行めぐり
此彼經あるきて
來れり
〔ヨブ記2章2節〕2 ヱホバ、サタンに
言たまひけるは
汝何處より
來りしや サタン、ヱホバに
應へて
言けるは
地を
行めぐり
此彼經あるきて
來れり
wherewith
〔出エジプト記29章2節〕2 無酵パン
油を
和たる
無酵菓子および
油を
塗たる
無酵煎餅を
取べし
是等は
麥粉をもて
製るべし
〔レビ記2章1節〕1 人素祭の
禮物をヱホバに
供ふる
時は
麥粉をもてその
禮物となしその
上に
油をそゝぎ
又󠄂その
上に
乳󠄃香を
加へ
〔列王紀略上19章15節〕15 ヱホバかれに
言たまひけるは
徃て
汝の
途󠄃に
返󠄄りダマスコの
曠野に
至り
徃てハザエルに
膏を
沃ぎてスリアの
王となせ
〔列王紀略上19章16節〕16 又󠄂汝ニムシの
子エヒウに
膏を
注ぎてイスラエルの
王となすべし
又󠄂アベルメホラのシヤパテの
子エリシヤに
膏をそそぎ
爾に
代りて
預言者とならしむべし
〔詩篇104章15節〕15 人のこころを
歡ばしむる
葡萄酒 ひとの
顏をつややかならしむるあぶら
人のこころを
强からしむる
糧どもなり
〔使徒行傳4章27節〕27 果してヘロデとポンテオ・ピラトとは、
異邦人およびイスラエルの
民等とともに、
汝の
油そそぎ
給ひし
聖󠄄なる
僕イエスに
逆󠄃ひて
此の
都にあつまり、
〔使徒行傳10章38節〕38 これは
神が
聖󠄄靈と
能力とを
注ぎ
給ひしナザレのイエスの
事にして、
彼は
徧くめぐりて
善き
事をおこなひ、
凡て
惡魔󠄃に
制せらるる
者を
醫せり、
神これと
偕に
在したればなり。
樹木また無花果樹に汝來りて我らの王となれといひけるに
And the trees said to the fig tree, Come thou, and reign over us.
無花果樹之にいひけらく我いかでわが甜美とわが善き果を棄て徃きて樹木の上に戰ぐべけんやと
But the fig tree said unto them, Should I forsake my sweetness, and my good fruit, and go to be promoted over the trees?
(Whole verse)
〔ルカ傳13章6節〕6 又󠄂この
譬を
語りたまふ『
或人おのが
葡萄園に
植ゑありし
無花果の
樹に
來りて
果を
求むれども
得ずして、
〔ルカ傳13章7節〕7 園丁に
言ふ「
視よ、われ
三年きたりて
此の
無花果の
樹に
果を
求むれども
得ず。これを
伐り
倒せ、
何ぞ
徒らに
地を
塞ぐか」
樹木また葡萄の樹に汝來りて我らの王となれよといふに
Then said the trees unto the vine, Come thou, and reign over us.
葡萄の樹之にいひけるは我いかで神と人を悅こばしむるわが葡萄酒を棄て徃て樹木の上に戰ぐべけんやと
And the vine said unto them, Should I leave my wine, which cheereth God and man, and go to be promoted over the trees?
cheereth
〔民數紀略15章7節〕7 また
酒一ヒンの三
分󠄃の一をその
灌祭として
獻げヱホバに
馨しき
香をたてまつるべし
〔民數紀略15章10節〕10 また
酒一ヒンの
半󠄃をその
灌祭として
獻ぐべし
是すなはち
火祭にしてヱホバに
馨しき
香をたてまつる
者なり
〔詩篇104章15節〕15 人のこころを
歡ばしむる
葡萄酒 ひとの
顏をつややかならしむるあぶら
人のこころを
强からしむる
糧どもなり
〔箴言31章6節〕6 醇醪を
亡びんとする
者にあたへ
酒を
心の
傷める
者にあたへよ
〔傳道之書10章19節〕19 食󠄃事をもて
笑ひ
喜ぶの
物となし
酒をもて
快樂を
取れり
銀子は
何事にも
應ずるなり
ここにおいてすべての樹木荊に汝來りて我らの王となれよといひければ
Then said all the trees unto the bramble, Come thou, and reign over us.
bramble
〔列王紀略下14章9節〕9 イスラエルの
王ヨアシ、ユダの
王アマジヤに
言おくりけるはレバノンの
荊棘かつてレバノンの
香柏に
汝の
女子をわが
子の
妻にあたへよと
言おくりたることありしにレバノンの
野獸とほりてその
荊棘を
踏たふせり
荊樹木にいふ汝らまことに我を立て汝らの王と爲さば來りて我が庇蔭に托れ然せずば荊より火出てレバノンの香柏を燒き殫すべしと
And the bramble said unto the trees, If in truth ye anoint me king over you, then come and put your trust in my shadow: and if not, let fire come out of the bramble, and devour the cedars of Lebanon.
let fire
〔民數紀略21章28節〕28 ヘシボンより
火出でシホンの
都城より
熖いでてモアブのアルを
焚つくしアルノンの
邊の
高處を
占る
君王等を
滅ぼせり
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔士師記9章49節〕49 民もまた
皆おのおのその
枝を
斫りおとしアビメレクに
從ひて
枝を
塔に
倚せかけ
塔に
火をかけて
彼等を
攻むここにおいてシケムの
櫓の
人もまた
悉く
死り
男女およそ一千
人なりき
〔イザヤ書1章31節〕31 權勢あるものは
麻󠄃のごとく その
工は
火花のごとく
二つのもの
一同もえてこれを
撲滅すものなし
〔エゼキエル書19章14節〕14 その
枝の
芽より
火いでてその
果を
燒けば
復强き
枝の
君王等の
杖となるべき
者其になし
是哀の
詞なり
哀の
詞となるべし
shadow
〔イザヤ書30章2節〕2 かれらわが
口にとはずしてエジプトに
下りゆきパロの
力をかりておのれを
强くしエジプトの
蔭によらん
〔ダニエル書4章12節〕12 その
葉は
美しくその
菓は
饒にして
一切の
者その
中より
食󠄃を
得また
野の
獸その
蔭に
臥し
空󠄃の
鳥その
枝に
棲み
凡て
血氣ある
者みな
是によりて
身を
養󠄄ふ
〔ホセア書14章7節〕7 その
蔭に
住󠄃む
者かへり
來らんかれらは
穀物の
如く
活かへり
葡萄樹のごとく
花さきその
馨香はレバノンの
酒のごとくなるべし
〔マタイ傳13章32節〕32 萬の
種よりも
小けれど、
育ちては、
他の
野菜よりも
大く、
樹となりて
空󠄃の
鳥きたり、
其の
枝に
宿るほどなり』
the cedars
〔列王紀略下14章9節〕9 イスラエルの
王ヨアシ、ユダの
王アマジヤに
言おくりけるはレバノンの
荊棘かつてレバノンの
香柏に
汝の
女子をわが
子の
妻にあたへよと
言おくりたることありしにレバノンの
野獸とほりてその
荊棘を
踏たふせり
〔イザヤ書2章13節〕13 またレバノンのたかく
聳たるすべての
香柏バシヤンのすべての
橿樹
〔イザヤ書37章24節〕24 なんぢその
使者によりて
主をそしりていふ
我はおほくの
戰車をひきゐて
山々のいただきに
登りレバノンの
奧にまでいりぬ
我はたけたかき
香柏とうるはしき
松樹とをきり またその
境なるたかき
處にゆき
腴たる
地の
林にゆかん
〔エゼキエル書31章3節〕3 アツスリヤはレバノンの
香柏のごとし
其枝美しくして
生茂りその
丈高くして
其巓雲に
至る
抑汝らがアビメレクを立て王となせしは眞實と誠意󠄃をもて爲しことなるや汝等はヱルバアルと其家を善く待ひかれの手のなせし所󠄃に循ひて之にむくいしや
Now therefore, if ye have done truly and sincerely, in that ye have made Abimelech king, and if ye have dealt well with Jerubbaal and his house, and have done unto him according to the deserving of his hands;
according
〔士師記8章35節〕35 またヱルバアルといふギデオンがイスラエルになせし
諸の
善行にしたがひて
彼の
家を
厚く
待ふことをせざりき
夫わが父󠄃は汝らのため戰ひ生命を惜まずして汝らをミデアンの手より救ひ出したるに
(For my father fought for you, and adventured his life far, and delivered you out of the hand of Midian:
adventured his life
〔エステル書4章16節〕16 なんぢ
徃きシユシヤンにをるユダヤ
人をことごとく
集めてわがために
斷食󠄃せよ
三日の
間夜晝とも
食󠄃ふことも
飮むこともするなかれ
我とわが
侍女等もおなじく
斷食󠄃せん しかして
我法律にそむく
事なれども
王にいたらん
我もし
死べくば
死べし
〔ロマ書5章8節〕8 然れど
我等がなほ
罪人たりし
時、キリスト
我等のために
死に
給ひしに
由りて、
神は
我らに
對する
愛をあらはし
給へり。
〔ロマ書16章4節〕4 わが
生命のために
己の
首をも
惜まざりき。
彼らに
感謝するは、ただ
我のみならず、
異邦人の
諸敎會もまた
然り。
〔ヨハネ黙示録12章11節〕11 而して
兄弟たちは
羔羊の
血と
己が
證の
言とによりて
勝󠄃ち、
死に
至るまで
己が
生命を
惜まざりき。
fought
〔士師記7章1節〕1 斯てヱルバアルと
呼るるギデオンおよび
之とともにあるすべての
民朝󠄃夙に
興きいでてハロデの
井のほとりに
陣を
取るミデアン
人の
陣はかれらの
北の
方にあたりモレの
山に
沿ひ
谷のうちにありき
~
(25) ミデアン
人の
君主オレブとゼエブの
二人を
俘へてオレブをばオレブ
砦の
上に
殺しゼエブをばゼエブの
酒搾のほとりに
殺しまたミデアン
人を
追󠄃擊ちオレブとゼエブの
首を
携へてヨルダンの
彼方よりギデオンの
許にいたる 〔士師記7章25節〕
〔士師記8章4節〕4 ギデオン
自己に
從がへる三百
人とともにヨルダンに
至りて
之を
濟り
疲れながらも
仍追󠄃擊しけるが~
(10) 偖ゼバとザルムンナはその
軍勢おほよそ一
萬五千
人をひきゐてカルコルに
居る
是皆東方の
人の
全󠄃軍の
中の
生殘れるものなり
戰死せし
者は
劍を
拔ところのもの十二
萬人ありき 〔士師記8章10節〕
汝ら今日おこりてわが父󠄃の家を攻めその子七十人を一つの石の上に殺しその侍妾の子アビメレクは汝らの兄弟なるをもて之を立てシケムの民の王となせり
And ye are risen up against my father's house this day, and have slain his sons, threescore and ten persons, upon one stone, and have made Abimelech, the son of his maidservant, king over the men of Shechem, because he is your brother;)
Abimelech
〔士師記8章31節〕31 シケムに
居しその
妾またひとりの
子を
產たれば
之をアビメレクと
名けたり
〔士師記9章6節〕6 ここにおいてシケムのすべての
民およびミロの
諸の
人集り
徃てシケムの
碑の
旁なる
橡樹の
邊にてアビメレクを
立て
王となしけるが
〔士師記9章14節〕14 ここにおいてすべての
樹木荊に
汝來りて
我らの
王となれよといひければ
are risen
〔士師記8章35節〕35 またヱルバアルといふギデオンがイスラエルになせし
諸の
善行にしたがひて
彼の
家を
厚く
待ふことをせざりき
〔士師記9章5節〕5 オフラに
在る
父󠄃の
家に
徃きてヱルバアルの
子なるその
兄弟七十
人を一つの
石の
上に
殺せり
但しヱルバアルの
季の
子ヨタムは
身を
潜めしに
由て
遺󠄃されたり
〔士師記9章6節〕6 ここにおいてシケムのすべての
民およびミロの
諸の
人集り
徃てシケムの
碑の
旁なる
橡樹の
邊にてアビメレクを
立て
王となしけるが
汝らが今日ヱルバアルとその家になせしこと眞實と誠意󠄃をもてなせし者ならば汝らアビメレクのために悅べ彼も汝らのために悅ぶべし
If ye then have dealt truly and sincerely with Jerubbaal and with his house this day, then rejoice ye in Abimelech, and let him also rejoice in you:
rejoice
〔イザヤ書8章6節〕6 この
民はゆるやかに
流るるシロアの
水をすててレヂンとレマリヤの
子とをよろこぶ
〔ピリピ書3章3節〕3 神の
御靈によりて
禮拜をなし、キリスト・イエスによりて
誇り、
肉を
恃まぬ
我らは
眞の
割󠄅禮ある
者なり。
〔ヤコブ書4章16節〕16 然れど
今なんぢらは
高ぶりて
誇る、
斯のごとき
誇はみな
惡しきなり。
若し然らずばアビメレクより火いでてシケムの民とミロの家を燬つくさんまたシケムの民とミロの家よりも火いでてアビメレクを燬つくすべしと
But if not, let fire come out from Abimelech, and devour the men of Shechem, and the house of Millo; and let fire come out from the men of Shechem, and from the house of Millo, and devour Abimelech.
let fire come out
〔士師記7章22節〕22 三百
人のもの
箛を
吹くにあたりヱホバ
敵軍をしてみなたがひに
同士擊せしめたまひければ
敵軍にげはしりてゼレラのベテシツダ、アベルメホラの
境およびタバテに
至る
〔士師記9章15節〕15 荊樹木にいふ
汝らまことに
我を
立て
汝らの
王と
爲さば
來りて
我が
庇蔭に
托れ
然せずば
荊より
火出てレバノンの
香柏を
燒き
殫すべしと
〔士師記9章23節〕23 神アビメレクとシケムの
民のあひだに
惡鬼をおくりたまひたればシケムの
民アビメレクを
欺くにいたる
〔士師記9章56節〕56 神はアビメレクがその七十
人の
兄弟を
殺しておのれの
父󠄃になしたる
惡に
斯く
報いたまへり
〔士師記9章57節〕57 またシケムの
民のすべての
惡き
事をも
神は
彼等の
頭に
報いたまへりすなはちヱルバアルの
子ヨタムの
詛彼らの
上に
及べるなり
〔歴代志略下20章22節〕22 その
歌を
歌ひ
讃美をなし
始むるに
當りてヱホバ
伏兵を
設けかのユダに
攻きたれるアンモン、モアブ、セイル
山の
子孫をなやましたまひければ
彼ら
打敗られたり
〔歴代志略下20章23節〕23 即ちアンモンとモアブの
子孫起󠄃てセイル
山の
民にむかひ
盡くこれを
殺して
滅ししがセイルの
民を
殺し
盡すに
及びて
彼らも
亦力をいだして
互に
滅ぼしあへり
〔詩篇21章9節〕9 なんぢ
怒るときは
彼等をもゆる
爐のごとくにせんヱホバはげしき
怒によりてかれらを
呑たまはん
火はかれらを
食󠄃つくさん
〔詩篇21章10節〕10 汝かれらの
裔を
地よりほろぼし かれらの
種を
人の
子のなかよりほろぼさん
〔詩篇28章4節〕4 その
事にしたがひそのなす
惡にしたがひて
彼等にあたへ その
手の
行爲にしたがひて
與へこれにその
受べきものを
報いたまへ
〔詩篇52章1節〕1 猛者よなんぢ
何なればあしき
企圖をもて
自らほこるや
神のあはれみは
恒にたえざるなり~
(5) されば
神とこしへまでも
汝をくだき また
汝をとらへてその
幕屋よりぬきいだし
生るものの
地よりなんぢの
根をたやしたまはん セラ 〔詩篇52章5節〕
〔詩篇140章10節〕10 もえたる
炭はかれらのうへにおち かれらは
火になげいれられ ふかき
穴󠄄になげいれられて
再びおきいづることあたはざるべし
かくてヨタム走り遁れてベエルに徃きその兄弟アビメレクの面を避󠄃て彼所󠄃に住󠄃めり
And Jotham ran away, and fled, and went to Beer, and dwelt there, for fear of Abimelech his brother.
Beer
〔民數紀略21章16節〕16 かれら
其處よりベエル(
井)にいたれりヱホバがモーセにむかひて
汝民を
集めよ
我これに
水を
與へんと
言たまひしはこの
井なりき
〔ヨシュア記19章8節〕8 および
此邑々の
周󠄃圍にありてバアラテベエルすなはち
南のラマまでに
至るところの
一切の
村々等なりシメオンの
子孫の
支派がその
宗族にしたがひて
獲たる
產業は
是のごとし
〔サムエル後書20章14節〕14 彼イスラエルの
凡の
支派の
中を
行てアベルとベテマアカに
至るに
少年皆集りて
亦かれにしたがひゆけり
アビメレク三年の間イスラエルを治めたりしが
When Abimelech had reigned three years over Israel,
神アビメレクとシケムの民のあひだに惡鬼をおくりたまひたればシケムの民アビメレクを欺くにいたる
Then God sent an evil spirit between Abimelech and the men of Shechem; and the men of Shechem dealt treacherously with Abimelech:
God
〔士師記9章15節〕15 荊樹木にいふ
汝らまことに
我を
立て
汝らの
王と
爲さば
來りて
我が
庇蔭に
托れ
然せずば
荊より
火出てレバノンの
香柏を
燒き
殫すべしと
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔サムエル前書16章14節〕14 かくてヱホバの
靈サウルをはなれヱホバより
來る
惡鬼これを
惱せり~
(16) ねがはくはわれらの
主汝のまへにつかふる
臣僕に
命じて
善く
琴を
鼓く
者一人を
求めしめよ
神よりきたれる
惡鬼汝に
臨む
時彼手をもて
琴を
鼓て
汝いゆることをえん 〔サムエル前書16章16節〕
〔サムエル前書18章10節〕10 次の
日神より
出たる
惡鬼サウルにのぞみてサウル
家のなかにて
預言したりしかばダビデ
故のごとく
手をもつて
琴をひけり
時にサウルの
手に
投槍ありければ
〔列王紀略上12章15節〕15 王斯民に
聽ざりき
此事はヱホバより
出たる
者なり
是はヱホバその
甞てシロ
人アヒヤに
由てネバテの
子ヤラベアムに
吿し
言をおこなはんとて
爲たまへるなり
〔列王紀略上22章22節〕22 ヱホバ
彼に
何を
以てするかと
言たまふに
我出て
虛言を
言ふ
靈となりて
其諸の
預言者の
口にあらんと
言りヱホバ
言たまひけるは
汝は
誘ひ
亦之を
成し
遂󠄅ん
出て
然なすべしと
〔列王紀略上22章23節〕23 故に
視よヱホバ
虛言を
言ふ
靈を
爾の
此諸の
預言者の
口に
入たまへり
又󠄂ヱホバ
爾に
關て
災禍あらんことを
言たまへりと
〔歴代志略下10章15節〕15 王かく
民に
聽ことをせざりき
此事は
神より
出たる
者にしてその
然るはヱホバかつてシロ
人アヒヤによりてネバテの
子ヤラベアムに
吿たる
言を
成就んがためなり
〔歴代志略下18章19節〕19 ヱホバ
言たまひけるは
誰かイスラエルの
王アハブを
誘ひて
彼をしてギレアデのラモテにのぼりゆきて
彼處に
斃れしめんかと
即ち
一は
此ごとくせんと
言ひ
一は
彼ごとくせんと
言ければ~
(22) 故に
視よヱホバ
虛言を
言ふ
靈を
汝のこの
預言者等の
口に
入たまへり
而してヱホバ
汝に
災禍を
降さんと
定めたまふと
〔歴代志略下18章22節〕
〔イザヤ書19章2節〕2 我エジプト
人をたけび
勇ましめてエジプト
人を
攻しめん
斯てかれら
各自その
兄弟をせめおのおのその
鄰をせめ
邑は
邑をせめ
國はくにを
攻べし
〔イザヤ書19章14節〕14 ヱホバ
曲れる
心をその
中にまじへ
給ひしにより
彼等はエジプトのすべて
作ところを
謬らせ
恰かも
醉る
人の
哇吐ときによろめくが
如くならしめたり
〔テサロニケ後書2章11節〕11 この
故に
神は、
彼らが
虛僞を
信ぜんために
惑をその
中に
働かせ
給ふ。
dealt
〔士師記9章16節〕16 抑汝らがアビメレクを
立て
王となせしは
眞實と
誠意󠄃をもて
爲しことなるや
汝等はヱルバアルと
其家を
善く
待ひかれの
手のなせし
所󠄃に
循ひて
之にむくいしや
〔イザヤ書33章1節〕1 禍ひなるかななんぢ
害󠄅はれざるに
人をそこなひ
欺かれざるに
人をあざむけり なんぢが
害󠄅ふこと
終󠄃らば
汝そこなはれ なんぢが
欺くことはてなば
汝あざむかるべし
〔マタイ傳7章2節〕2 己がさばく
審判󠄄にて
己もさばかれ、
己がはかる
量にて
己も
量らるべし。
是ヱルバアルの七十人の子が受たる殘忍󠄄と彼らの血のこれを殺せしその兄弟アビメレクおよび彼の手に力をそへてその兄弟を殺さしめたるシケムの人々に報い來るなり
That the cruelty done to the threescore and ten sons of Jerubbaal might come, and their blood be laid upon Abimelech their brother, which slew them; and upon the men of Shechem, which aided him in the killing of his brethren.
That the
〔サムエル前書15章33節〕33 サムエルいひけるに
汝の
劍はおほくの
婦󠄃人を
子なき
者となせりかくのごとく
汝の
母は
婦󠄃人の
中の
最も
子なき
者となるべしとサムエル、ギルガルにてヱホバのまへにおいてアガグを
斬り
〔列王紀略上2章32節〕32 又󠄂ヱホバはヨアブの
血を
其身の
首に
歸したまふべし
其は
彼は
己よりも
義く
且善りし
二の
人を
擊ち
劍をもてこれを
殺したればなり
即ちイスラエルの
軍の
長ネルの
子アブネルとユダの
軍の
長ヱテルの
子アマサを
殺せり
然るに
吾父󠄃ダビデは
與り
知ざりき
〔エステル書9章25節〕25 その
事王の
前󠄃に
明かになりし
時王書をおくりて
命じハマンがユダヤ
人を
害󠄅せんとはかりしその
惡き
謀計をしてハマンのかうべに
歸らしめ
彼とその
子等を
木に
懸しめたり
〔詩篇7章16節〕16 その
殘害󠄅はおのが
首にかへり その
强暴はおのが
頭上にくだらん
〔マタイ傳23章34節〕34 この
故に
視よ、
我なんぢらに
預言者・
智者・
學者らを
遣󠄃さんに、
其の
中の
或者を
殺し、
十字架につけ、
或者を
汝らの
會堂にて
鞭ち、
町より
町に
逐󠄃ひ
苦しめん。~
(36) 誠に
汝らに
吿ぐ、これらの
事はみな
今の
代に
報い
來るべし。
〔マタイ傳23章36節〕
aided him in the killing of
シケムの人伏兵を山の巓に置て彼を窺はしめ其途󠄃を經て傍を過󠄃る者を凡て褫しめたり或人之をアビメレクに吿ぐ
And the men of Shechem set liers in wait for him in the top of the mountains, and they robbed all that came along that way by them: and it was told Abimelech.
(Whole verse)
〔ヨシュア記8章4節〕4 ヨシユアこれに
命じて
言く
汝らは
邑に
對ひて
邑の
後に
伏すべし
邑に
遠󠄄く
離れをる
勿れ
皆準備をなして
待をれ
〔ヨシュア記8章12節〕12 ヨシユア五千
人許を
擧て
邑の
西の
方にてベテルとアイとの
間にこれを
伏せおけり
〔ヨシュア記8章13節〕13 かく
民の
全󠄃軍を
邑の
北に
置きその
伏兵を
邑の
西に
置てヨシユアその
夜谷の
中にいりぬ
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ
〔箴言1章12節〕12 陰府のごとく
彼等を
活たるままにて
呑み
壯健なる
者を
墳に
下る
者のごとくになさん
ここにエベデの子ガアル其の兄弟とともにシケムに越ゆきたりしかばシケムの民かれを恃めり
And Gaal the son of Ebed came with his brethren, and went over to Shechem: and the men of Shechem put their confidence in him.
brethren
〔創世記13章8節〕8 アブラム、ロトに
言けるは
我等は
兄弟の
人なれば
請󠄃ふ
我と
汝の
間およびわが
牧者と
汝の
牧者の
間に
競爭あらしむる
勿れ
民田野に出て葡萄を收穫れこれを踐み絞りて祭禮をなしその神の社に入り食󠄃ひかつ飮みてアビメレクを詛ふ
And they went out into the fields, and gathered their vineyards, and trode the grapes, and made merry, and went into the house of their god, and did eat and drink, and cursed Abimelech.
cursed
〔レビ記24章11節〕11 時にそのイスラエルの
婦󠄃の
生たる
者ヱホバの
名を
瀆して
詛ふことをなしければ
人々これをモーセの
許にひき
來れり(その
母はダンの
支派のデブリの
女子にして
名をシロミテと
曰ふ)
〔サムエル前書17章43節〕43 ペリシテ
人ダビデにいひけるは
汝杖を
持てきたる
我豈犬ならんやとペリシテ
人其神の
名をもってダビデを
呪詛ふ
〔詩篇109章17節〕17 かかる
人は
詛ふことをこのむ この
故にのろひ
己にいたる
惠むことをたのしまず この
故にめぐみ
己にとほざかれり
did eat
〔イザヤ書22章12節〕12 その
日主萬軍のヱホバ
命じて
哭かなしみ
首をかぶろにし
麁服󠄃をまとへと
仰せたまひしかど~
(14) 萬軍のヱホバ
默示をわが
耳にきかしめたまはく まことにこの
邪曲はなんぢらが
死にいたるまで
除き
淸めらるるを
得ずと これ
主萬軍のヱホバのみことばなり
〔イザヤ書22章14節〕
〔ルカ傳12章19節〕19 斯てわが《[*]》
靈魂に
言はん、
靈魂よ、
多年を
過󠄃すに
足る
多くの
善き
物を
貯へたれば、
安んぜよ、
飮食󠄃せよ、
樂しめよ」[*或は「生命」と譯す。]
〔ルカ傳12章20節〕20 然るに
神かれに「
愚なる
者よ、
今宵󠄃なんぢの
靈魂とらるべし、
然らば
汝の
備へたる
物は、
誰がものとなるべきぞ」と
言ひ
給へり。
〔ルカ傳17章26節〕26 ノアの
日にありし
如く、
人の
子の
日にも
然あるべし。~
(29) ロトのソドムを
出でし
日に、
天より
火と
硫黄と
降りて、
彼等をことごとく
滅せり。 〔ルカ傳17章29節〕
merry
〔イザヤ書16章9節〕9 この
故にわれヤゼルの
哭とひとしくシブマの
葡萄の
樹のためになかん ヘシボンよエレアレよわが
淚なんぢをひたさん そは
鬨聲なんぢが
果物なんぢが
收穫の
實のうへにおちきたればなり
〔イザヤ書16章10節〕10 欣喜とたのしみとは
土肥たる
畑より
取さられ
葡萄園には
謳ふことなく
歡呼ばふことなく
酒醡にはふみて
酒をしぼるものなし
我そのよろこびたつる
聲をやめしめたり
〔イザヤ書24章7節〕7 あたらしき
酒はうれへ
葡萄はなえ
心たのしめるものはみな
歎息せざるはなし~
(9) 彼等はふたゝび
歌うたひ
酒のまず
濃酒はこれをのむものに
苦くなるべし 〔イザヤ書24章9節〕
〔エレミヤ記25章30節〕30 汝彼等にこの
諸の
言を
預言していふべしヱホバ
高き
所󠄃より
呼號り
其聖󠄄宮より
聲を
出し
己の
住󠄃家に
向てよばはり
地に
住󠄃る
諸の
者にむかひて
葡萄を
踐む
者のごとく
咷たまはん
〔アモス書6章3節〕3 汝等は
災禍の
日をもて
尙遠󠄄しと
爲し
强暴の
座を
近󠄃づけ~
(6) 大斝をもて
酒を
飮み
最も
貴とき
膏を
身に
抹りヨセフの
艱難を
憂へざるなり
〔アモス書6章6節〕
the house
〔出エジプト記32章6節〕6 是において
人衆明朝󠄃早く
起󠄃いでて
燔祭を
献げ
酬恩祭を
供ふ
民坐して
飮食󠄃し
起󠄃て
戯る
〔出エジプト記32章19節〕19 斯てモーセ
營に
近󠄃づくに
及びて
犢と
舞跳を
見たれば
怒を
發してその
手よりかの
板を
擲ちこれを
山の
下に
碎けり
〔士師記9章4節〕4 バアルベリテの
社より
銀七十をとりて
之に
與ふアビメレクこれをもて
遊󠄃蕩にして
輕躁なる
者等を
傭ひておのれに
從はせ
〔士師記16章23節〕23 茲にペリシテ
人の
群伯共にあつまりてその
神ダゴンに
大なる
祭物をささげて
祝をなさんとしすなはち
言ふわれらの
神はわれらの
敵サムソンをわれらの
手に
付したりと
〔ダニエル書5章1節〕1 ベルシヤザル
王その
大臣一
千人のために
酒宴を
設けその一
千人の
者の
前󠄃に
酒を
飮たりしが~
(4) すなはち
彼らは
酒をのみて
金銀銅鐵木石などの
神を
讃たたへたりしが
〔ダニエル書5章4節〕
〔ダニエル書5章23節〕23 却つて
天の
主にむかひて
自ら
高ぶりその
家の
器皿を
汝の
前󠄃に
持きたらしめて
汝と
汝の
大臣と
汝の
妻妾等それをもて
酒を
飮み
而して
汝は
見ことも
聞ことも
知こともあらぬ
金銀銅鐵木石の
神を
讃頌ふることを
爲し
汝の
生命をその
手に
握り
汝の
一切の
道󠄃を
主どりたまふ
神を
崇むることをせず
エベデの子ガアルいひけるはアビメレクは如何なるものシケムは如何なるものなればか我ら彼に從ふべき彼はヱルバアルの子に非ずやゼブルその輔佐なるにあらずやむしろシケムの父󠄃ハモルの一族に事ふべし我らなんぞ彼に事ふべけんや
And Gaal the son of Ebed said, Who is Abimelech, and who is Shechem, that we should serve him? is not he the son of Jerubbaal? and Zebul his officer? serve the men of Hamor the father of Shechem: for why should we serve him?
Hamor
〔創世記34章2節〕2 その
國の
君主なるヒビ
人ハモルの
子シケムこれを
見て
之をひきいれこれと
寢てこれを
辱しむ
Who is Abimelech
〔サムエル前書25章10節〕10 ナバル、ダビデの
僕にこたへていひけるはダビデは
誰なるヱサイの
子は
誰なる
此頃は
主人をすてて
遁逃󠄄るる
僕おほし
〔サムエル後書20章1節〕1 爰に
一人の
邪なる
人あり
其名をシバといビクリの
子にしてベニヤミン
人なり
彼喇叭を
吹ていひけるは
我儕はダビデの
中に
分󠄃なし
又󠄂ヱサイの
子のうちに
產業なしイスラエルよ
各人其天幕に
歸れよと
〔列王紀略上12章16節〕16 かくイスラエル
皆王の
己に
聽ざるを
見たり
是において
民王に
答へて
言けるは
我儕ダビデの
中に
何の
分󠄃あらんやヱサイの
子の
中に
產業なしイスラエルよ
爾等の
天幕に
歸れダビデよ
今爾の
家を
視よと
而してイスラエルは
其天幕に
去りゆけり
嗚呼此の民を吾が手に屬しむるものもがな然ば我アビメレクを除かんと而してガアル、アビメレクに汝の軍勢を益て出きたれよと言り
And would to God this people were under my hand! then would I remove Abimelech. And he said to Abimelech, Increase thine army, and come out.
And he said
無し
Increase thine army
〔サムエル後書2章14節〕14 アブネル、ヨアブにいひけるはいざ
少者をして
起󠄃て
我らのまへに
戯れしめんヨアブいひけるは
起󠄃しめんと~
(17) 此日戰甚だ
烈しくしてアブネルとイスラエルの
人々ダビデの
臣僕のまへに
敗る
〔サムエル後書2章17節〕
〔列王紀略下14章8節〕8 かくてアマジヤ
使者をヱヒウの
子ヨアハズの
子なるイスラエルの
王ヨアシにおくりて
來れ
我儕たがひに
面をあはせんと
言しめければ
〔列王紀略下18章23節〕23 然ば
請󠄃ふわが
主君アッスリヤの
王に
約をなせ
汝もし
人を
乘しむることを
得ば
我馬二
千匹を
汝にあたへん
〔イザヤ書36章8節〕8 いま
請󠄃わが
君アツスリヤ
王に
賭をせよ われ
汝に
二千の
馬を
與ふべければ
汝よりこれに
乘ものをいだせ
果して
出しうべしや
〔イザヤ書36章9節〕9 然ばいかで
我君のいとちひさき
僕の
長一人をだに
退󠄃くることを
得んや なんぞエジプトによりたのみて
戰車と
騎兵とをえんとするや
would to God
〔サムエル後書15章4節〕4 アブサロム
又󠄂嗚呼我を
此地の
士師となす
者もがな
然れば
凡て
訴訟と
公事ある
者は
我に
來りて
我之に
公義を
爲しあたへんといふ
〔列王紀略上20章11節〕11 イスラエルの
王答へて
帶る
者は
解く
者の
如く
誇るべからずと
吿よと
言り
〔詩篇10章3節〕3 あしきひとは
己がこころの
欲望󠄇をほこり
貪るものを
祝してヱホバをかろしむ
〔ロマ書1章30節〕30 讒言する
者・
謗る
者・
神に
憎まるる
者・
侮る
者・
高ぶる
者・
誇る
者・
惡事を
企つる
者・
父󠄃母に
逆󠄃ふ
者、
邑の宰ゼブル、エベデの子ガアルの言をききて怒を發し
And when Zebul the ruler of the city heard the words of Gaal the son of Ebed, his anger was kindled.
kindled
私かに使者をアビメレクに遣󠄃りていひけるはエベデの子ガアル及びその兄弟シケムに來り邑をさわがして汝に敵せしめんとす
And he sent messengers unto Abimelech privily, saying, Behold, Gaal the son of Ebed and his brethren be come to Shechem; and, behold, they fortify the city against thee.
privily
然ば汝及び汝と共なる民夜の中に興て野に身を伏よ
Now therefore up by night, thou and the people that is with thee, and lie in wait in the field:
by night
〔ヨブ記24章14節〕14 人を
殺す
者昧爽に
興いで
受難者や
貧󠄃しき
者を
殺し
夜は
盜賊のごとくす~
(17) 彼らには
晨は
死の
蔭のごとし
是死の
蔭の
怖ろしきを
知ばなり
〔ヨブ記24章17節〕
〔詩篇36章4節〕4 かつその
寢床にてよこしまなる
事をはかり よからぬ
途󠄃にたちとまりて
惡をきらはず
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ~
(16) そは
彼らの
足は
惡に
趨り
血を
流さんとて
急󠄃げばなり 〔箴言1章16節〕
〔箴言4章16節〕16 そは
彼等は
惡を
爲さざれば
睡らず
人を
躓かせざればいねず
而て朝󠄃に至り日の昇る時汝夙く興出て邑に攻かかれガアル及び之とともなる民出て汝に當らん汝機を見てこれに事をなすべし
And it shall be, that in the morning, as soon as the sun is up, thou shalt rise early, and set upon the city: and, behold, when he and the people that is with him come out against thee, then mayest thou do to them as thou shalt find occasion.
as thou shalt find
〔レビ記25章26節〕26 若また
人の
之を
贖ふ
者あらずして
己みづから
之を
贖ふことを
得にいたらば
〔サムエル前書10章7節〕7 是らの
徴汝の
身におこらば
手のあたるにまかせて
事を
爲すべし
神汝とともにいませばなり
〔サムエル前書25章8節〕8 爾の
少者に
問へかれら
爾につげん
願くは
少者をして
爾のまへに
恩をえせしめよ
我ら
吉日に
來る
請󠄃ふ
爾の
手にあるところの
物を
爾の
僕らおよび
爾の
子ダビデにあたへよ
〔傳道之書9章10節〕10 凡て
汝の
手に
堪ることは
力をつくしてこれを
爲せ
其は
汝の
徃んところの
陰府には
工作も
計謀も
知識も
智慧󠄄もあることなければなり
アビメレクおよび之とともなるすべての民夜の中に興出て四隊に分󠄃れ身を伏てシケムを伺ふ
And Abimelech rose up, and all the people that were with him, by night, and they laid wait against Shechem in four companies.
エベデの子ガアル出て邑の門の口に立るにアビメレク及び之とともなる民その伏たるところより起󠄃りしかば
And Gaal the son of Ebed went out, and stood in the entering of the gate of the city: and Abimelech rose up, and the people that were with him, from lying in wait.
Gaal
無し
the people
〔士師記9章44節〕44 アビメレクおよび
之とともに
在る
隊の
者は
襲ひゆきて
邑の
門の
入口に
立ち
餘の
二隊は
野に
在るすべてのものをおそふて
之を
殺せり
ガアル民を見てゼブルにいひけるは視よ民山の峰々より下るとゼブル之に答へて汝山の影を見て人と做すのみといふ
And when Gaal saw the people, he said to Zebul, Behold, there come people down from the top of the mountains. And Zebul said unto him, Thou seest the shadow of the mountains as if they were men.
seest the shadow
〔エゼキエル書7章7節〕7 此地の
人よ
汝の
命數いたる
時いたる
日ちかし
山々には
擾亂のみありて
喜樂の
聲なし
〔マルコ傳8章24節〕24 見上げて
言ふ『
人を
見る、それは
樹の
如き
物の
步くが
見ゆ』
ガアルふたゝび語りていひけるは視よ民地の高處より下りまた一隊は法術士の橡樹の途󠄃より來ると
And Gaal spake again and said, See there come people down by the middle of the land, and another company come along by the plain of Meonenim.
Meonenim
〔申命記18章14節〕14 汝が
逐󠄃はらふ
故の
國々の
民は
邪法師卜筮師などに
聽ことをなせり
然ど
汝には
汝の
神ヱホバ
然する
事を
許したまはず
middle
〔申命記18章14節〕14 汝が
逐󠄃はらふ
故の
國々の
民は
邪法師卜筮師などに
聽ことをなせり
然ど
汝には
汝の
神ヱホバ
然する
事を
許したまはず
ゼブル之にいひけるは汝がかつてアビメレクは何者なればか我ら之に事ふべきといひしその汝の口今いづこに在るや是汝が侮りたる民にあらずや今乞ふ出て之と戰へよと
Then said Zebul unto him, Where is now thy mouth, wherewith thou saidst, Who is Abimelech, that we should serve him? is not this the people that thou hast despised? go out, I pray now, and fight with them.
(Whole verse)
〔士師記9章28節〕28 エベデの
子ガアルいひけるはアビメレクは
如何なるものシケムは
如何なるものなればか
我ら
彼に
從ふべき
彼はヱルバアルの
子に
非ずやゼブルその
輔佐なるにあらずやむしろシケムの
父󠄃ハモルの
一族に
事ふべし
我らなんぞ
彼に
事ふべけんや
〔士師記9章29節〕29 嗚呼此の
民を
吾が
手に
屬しむるものもがな
然ば
我アビメレクを
除かんと
而してガアル、アビメレクに
汝の
軍勢を
益て
出きたれよと
言り
〔サムエル後書2章26節〕26 爰にアブネル、ヨアブをよびていひけるは
刀劍豈永久にほろぼさんや
汝其終󠄃りには
怨恨を
結ぶにいたるをしらざるや
汝何時まで
民に
其兄弟を
追󠄃ふことをやめてかへることを
命ぜざるや
〔サムエル後書2章27節〕27 ヨアブいひけるは
神は
活く
若し
汝が
言出さざりしならば
民はおのおの
其兄弟を
追󠄃はずして
今晨のうちにさりゆきしならんと
〔列王紀略下14章8節〕8 かくてアマジヤ
使者をヱヒウの
子ヨアハズの
子なるイスラエルの
王ヨアシにおくりて
來れ
我儕たがひに
面をあはせんと
言しめければ~
(14) またヱホバの
家と
王の
家の
庫とにあるところの
金銀および
諸の
器をとりかつ
人質をとりてサマリヤにかへれり
〔列王紀略下14章14節〕
〔エレミヤ記2章28節〕28 汝がおのれの
爲に
造󠄃りし
神はいづこにあるやもし
汝が
災にあふときかれら
汝を
救ふを
得ば
起󠄃つべきなりそはユダよ
汝の
神は
汝の
邑の
數に
同じければなり
ここにおいてガアル、シケム人を率󠄃ゐ徃てアビメレクと戰ひしが
And Gaal went out before the men of Shechem, and fought with Abimelech.
アビメレク之を追󠄃くづしたればガアル其まへより逃󠄄走れりかくて殺されて斃るるもの多くして邑の門の口までに及ぶ
And Abimelech chased him, and he fled before him, and many were overthrown and wounded, even unto the entering of the gate.
he fled before
〔列王紀略上20章18節〕18 彼言けるは
和睦のために
出來るも
之を
生擒べし
又󠄂戰爭のために
出來るも
之を
生擒べしと~
(21) イスラエルの
王出て
馬と
戰車を
擊ち
又󠄂大にスリア
人を
擊殺せり
〔列王紀略上20章21節〕
〔列王紀略上20章30節〕30 其餘の
者はアベクに
逃󠄄て
邑に
入ぬ
然るに
其石垣崩󠄃れて
其存れる二
萬七
千人の
上にたふれたりベネハダデは
逃󠄄て
邑にいたり
奧の
間に
入ぬ
かくてアビメレクはアルマに居しがゼブルはガアルおよびその兄弟等を逐󠄃いだしてシケムに居ることを得ざらしむ
And Abimelech dwelt at Arumah: and Zebul thrust out Gaal and his brethren, that they should not dwell in Shechem.
Arumah
無し
Zebul
〔士師記9章28節〕28 エベデの
子ガアルいひけるはアビメレクは
如何なるものシケムは
如何なるものなればか
我ら
彼に
從ふべき
彼はヱルバアルの
子に
非ずやゼブルその
輔佐なるにあらずやむしろシケムの
父󠄃ハモルの
一族に
事ふべし
我らなんぞ
彼に
事ふべけんや
〔士師記9章30節〕30 邑の
宰ゼブル、エベデの
子ガアルの
言をききて
怒を
發し
あくる日民田畑に出しに人之をアビメレクに吿げしかば
And it came to pass on the morrow, that the people went out into the field; and they told Abimelech.
アビメレクおのれの民を率󠄃ゐてこれを三隊に分󠄃ち野に埋伏して伺ふに民邑より出來りたればすなはち起󠄃りて之を擊り
And he took the people, and divided them into three companies, and laid wait in the field, and looked, and, behold, the people were come forth out of the city; and he rose up against them, and smote them.
アビメレクおよび之とともに在る隊の者は襲ひゆきて邑の門の入口に立ち餘の二隊は野に在るすべてのものをおそふて之を殺せり
And Abimelech, and the company that was with him, rushed forward, and stood in the entering of the gate of the city: and the two other companies ran upon all the people that were in the fields, and slew them.
rushed forward
〔士師記9章15節〕15 荊樹木にいふ
汝らまことに
我を
立て
汝らの
王と
爲さば
來りて
我が
庇蔭に
托れ
然せずば
荊より
火出てレバノンの
香柏を
燒き
殫すべしと
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
アビメレク其日終󠄃日邑を攻めつひに邑を取りてそのうちの民を殺し邑を破却ちて鹽を撒布ぬ
And Abimelech fought against the city all that day; and he took the city, and slew the people that was therein, and beat down the city, and sowed it with salt.
beat
〔申命記29章23節〕23 即ち
彼ら
見るにその
全󠄃地は
硫黄となり
鹽となり
且燒土となりて
種も
蒔れず
產する
所󠄃もなく
何の
草もその
上に
生せずして
彼の
昔ヱホバがその
震怒と
忿恨とをもて
毀ちたましソドム、ゴモラ、アデマ、ゼポイムの
毀たれたると
同じかるべければ
〔列王紀略上12章25節〕25 ヤラベアムはエフライムの
山地にシケムを
建て
其處に
住󠄃み
又󠄂其所󠄃より
出てペヌエルを
建たり
〔列王紀略下3章25節〕25 その
邑々を
擊圮し
各石を
諸の
善地に
投てこれに
塡し
水の
井をことごとく
塞ぎ
佳樹をことごとく
斫たふし
唯キルハラセテにその
石をのこせしのみなるに
至る
但し
石を
投るもの
周󠄃りあるきてこれを
擊り
〔詩篇107章34節〕34 また
豐かなる
地にすめる
民の
惡によりてそこを
鹵の
地にかはらせ
給ふ
〔ゼパニヤ書2章9節〕9 是故に
萬軍のヱホバ、イスラエルの
神 言たまふ
我は
活く
必ずモアブはソドムのごとくになりアンモンの
子孫はゴモラのごとくにならん
是は
共に
蕁麻󠄃の
蔓延る
處となり
鹽坑の
地となりて
長久に
荒はつべし
我民の
遺󠄃れる
者かれらを
掠めわが
國民の
餘されたる
者かれらを
獲ん
〔ヤコブ書2章13節〕13 憐憫を
行はぬ
者は、
憐憫なき
審判󠄄を
受けん、
憐憫は
審判󠄄にむかひて
勝󠄃ち
誇るなり。
he took
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
sowed
シケムの櫓の人みな之を聞てベリテ神の廟の塔に入たりしが
And when all the men of the tower of Shechem heard that, they entered into an hold of the house of the god Berith.
an hold
〔士師記8章33節〕33 ギデオンの
死るに
及びてイスラエルの
子孫復ひるがへりてバアルを
慕ひて
之と
淫をおこなひバアルベリテをおのれの
神と
爲り
〔士師記9章4節〕4 バアルベリテの
社より
銀七十をとりて
之に
與ふアビメレクこれをもて
遊󠄃蕩にして
輕躁なる
者等を
傭ひておのれに
從はせ
〔士師記9章27節〕27 民田野に
出て
葡萄を
收穫れこれを
踐み
絞りて
祭禮をなしその
神の
社に
入り
食󠄃ひかつ
飮みてアビメレクを
詛ふ
〔列王紀略上8章26節〕26 然ばイスラエルの
神よ
爾が
僕わが
父󠄃ダビデに
言たまへる
爾の
言に
效驗あらしめたまへ
〔列王紀略下1章2節〕2 アハジヤ、サマリヤにあるその
樓の
欄杆よりおちて
病をおこせしかば
使を
遣󠄃さんとして
之にいひけるは
徃てエクロンの
神バアルゼブブにわがこの
病の
愈るや
否を
問べしと~
(4) 是によりてヱホバかくいふ
汝はその
登りし
牀より
下ることなかるべし
汝かならず
死んとエリヤ
乃ち
徃り
〔列王紀略下1章4節〕
〔イザヤ書28章15節〕15 なんぢらは
云り
我ら
死と
契󠄅約をたて
陰府とちぎりをむすべり
漲りあふるる
禍害󠄅のすぐるときわれらに
來らじ そはわれら
虛僞をもて
避󠄃所󠄃となし
欺詐をもて
身をかくしたればなりと~
(18) 汝らが
死とたてし
契󠄅約はきえうせ
陰府とむすべるちぎりは
成ことなし されば
漲り
溢󠄃るるわざはひのすぐるとき
汝等はこれに
踐たふさるべし 〔イザヤ書28章18節〕
〔イザヤ書37章38節〕38 一日おのが
神ニスロクのみやにて
禮拜をなし
居しにその
子アデランメレクとシヤレゼルと
劍をもて
彼をころし
而してアララテの
地ににげゆけり かれが
子エサルハドンつぎて
王となりぬ
シケムの櫓の人のことごとく集れるよしアビメレクに聞えければ
And it was told Abimelech, that all the men of the tower of Shechem were gathered together.
アビメレク己とともなる民をことごとく率󠄃ゐてザルモン山に上りアビメレク手に斧を取り木の枝を斫落し之をおのれの肩に載せ偕に居る民にむかひて汝ら吾が爲ところを見る急󠄃ぎてわがごとく爲せよといひしかば
And Abimelech gat him up to mount Zalmon, he and all the people that were with him; and Abimelech took an axe in his hand, and cut down a bough from the trees, and took it, and laid it on his shoulder, and said unto the people that were with him, What ye have seen me do, make haste, and do as I have done.
What ye
〔士師記7章17節〕17 これにいひけるは
我を
視てわが
爲すところにならへ
我が
敵陣の
邊に
至らんときに
爲すごとく
汝らも
爲すべし
〔士師記7章18節〕18 我およびわれとともに
在るものすべて
箛を
吹ば
汝らもまたすべて
陣營の
四方にて
箛を
吹き
此ヱホバのためなりギデオンのためなりといへと
〔箴言1章11節〕11 彼等なんぢにむかひて
請󠄃ふ われらと
偕にきたれ
我儕まちぶせして
人の
血を
流し
無辜ものを
故なきに
伏てねらひ
〔箴言1章12節〕12 陰府のごとく
彼等を
活たるままにて
呑み
壯健なる
者を
墳に
下る
者のごとくになさん
Zalmon
〔詩篇68章14節〕14 全󠄃能者かしこにて
列王をちらし
給へるときはサルモンの
山に
雪󠄃ふりたるがごとくなりき
〔箴言8章14節〕14 謀略と
聰明は
我にあり
我は
了知なり
我は
能力あり
me do
民もまた皆おのおのその枝を斫りおとしアビメレクに從ひて枝を塔に倚せかけ塔に火をかけて彼等を攻むここにおいてシケムの櫓の人もまた悉く死り男女およそ一千人なりき
And all the people likewise cut down every man his bough, and followed Abimelech, and put them to the hold, and set the hold on fire upon them; so that all the men of the tower of Shechem died also, about a thousand men and women.
put them
〔士師記9章15節〕15 荊樹木にいふ
汝らまことに
我を
立て
汝らの
王と
爲さば
來りて
我が
庇蔭に
托れ
然せずば
荊より
火出てレバノンの
香柏を
燒き
殫すべしと
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔ヤコブ書3章16節〕16 妬と
黨派心とある
所󠄃には
亂と
各樣の
惡しき
業とあればなり。
茲にアビメレク、テベツに赴きテベツに對て陣を張て之を取しが
Then went Abimelech to Thebez, and encamped against Thebez, and took it.
Thebez
邑のなかに一の堅固なる櫓ありてすべての男女および邑の民みな其所󠄃に遁れ徃き後を鎖して櫓の頂に上りたれば
But there was a strong tower within the city, and thither fled all the men and women, and all they of the city, and shut it to them, and gat them up to the top of the tower.
アビメレクすなはち櫓のもとに押寄て之を攻め櫓の口に近󠄃きて火をもて之を焚んとせしに
And Abimelech came unto the tower, and fought against it, and went hard unto the door of the tower to burn it with fire.
(Whole verse)
〔士師記9章48節〕48 アビメレク
己とともなる
民をことごとく
率󠄃ゐてザルモン
山に
上りアビメレク
手に
斧を
取り
木の
枝を
斫落し
之をおのれの
肩に
載せ
偕に
居る
民にむかひて
汝ら
吾が
爲ところを
見る
急󠄃ぎてわがごとく
爲せよといひしかば
〔士師記9章49節〕49 民もまた
皆おのおのその
枝を
斫りおとしアビメレクに
從ひて
枝を
塔に
倚せかけ
塔に
火をかけて
彼等を
攻むここにおいてシケムの
櫓の
人もまた
悉く
死り
男女およそ一千
人なりき
〔列王紀略下14章10節〕10 汝は
大にエドムに
勝󠄃たれば
心に
誇るその
榮譽にやすんじて
家に
居れなんぞ
禍を
惹おこして
自己もユダもともに
亡んとするやと
〔列王紀略下15章16節〕16 その
後メナヘム、テルザよりいたりてテフサとその
中にあるところの
者およびその
四周󠄃の
地を
擊り
即ちかれら
己がために
開くことをせざりしかばこれを
擊てその
中の
孕婦󠄃をことごとく
刳剔たり
一人の婦󠄃アビメレクの頭に磨石の上層石を投げてその腦骨を碎けり
And a certain woman cast a piece of a millstone upon Abimelech's head, and all to brake his skull.
and all to
無し
woman
〔士師記9章15節〕15 荊樹木にいふ
汝らまことに
我を
立て
汝らの
王と
爲さば
來りて
我が
庇蔭に
托れ
然せずば
荊より
火出てレバノンの
香柏を
燒き
殫すべしと
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔サムエル後書11章21節〕21 ヱルベセテの
子アビメレクを
擊し
者は
誰なるや
一人の
婦󠄃が
石垣の
上より
磨の
上石を
投て
彼をテベツに
殺せしにあらずや
何ぞ
汝ら
城垣に
近󠄃づきしやと
言はば
汝言べし
汝の
僕ヘテ
人ウリヤもまた
死りと
〔サムエル後書20章21節〕21 其事しからずエフライムの
山地の
人ビクリの
子名はシバといふ
者手を
擧て
王ダビデに
敵せり
爾ら
只彼一人を
付せ
然らば
我此邑をさらんと
婦󠄃ヨアブにいひけるは
視よ
彼の
首級は
石垣の
上より
爾に
投いだすべし
〔ヨブ記31章3節〕3 惡き
人には
滅亡きたらざらんや
善らぬ
事を
爲す
者には
常ならぬ
災禍あらざらんや
〔エレミヤ記49章20節〕20 さればエドムにつきてヱホバの
謀りたまひし
御謀とテマンに
住󠄃る
者につきて
思ひたまひし
思をきけ
群の
弱󠄃者はかならず
曵ゆかれん
彼かならずかれらの
住󠄃宅を
滅すべし
〔エレミヤ記50章45節〕45 さればバビロンにつきてヱホバの
謀りたまひし
御謀とカルデヤ
人の
地につきて
思ひたまひし
思想をきけ
群の
弱󠄃者必ず
曵ゆかれん
彼必ずかれらの
住󠄃居を
滅すべし
アビメレクおのれの武器を執る少者を急󠄃ぎ召て之にいひけるは汝の劍を拔て我を殺せおそらくは人吾をさして婦󠄃に殺されたりといはんと其少者之を刺し通󠄃したればすなはち死り
Then he called hastily unto the young man his armourbearer, and said unto him, Draw thy sword, and slay me, that men say not of me, A woman slew him. And his young man thrust him through, and he died.
And his young man
無し
Draw thy
〔サムエル前書31章4節〕4 サウル
武器を
執る
者にいひけるは
爾の
劍を
拔き
其をもて
我を
刺とほせ
恐らくは
是等の
割󠄅禮なき
者きたりて
我を
刺し
我をはづかしめんと
然ども
武器をとるもの
痛くおそれて
肯ぜざればサウル
劍をとりて
其上に
伏したり
イスラエルの人々はアビメレクの死たるを見ておのおのおのれの處に歸り去りぬ
And when the men of Israel saw that Abimelech was dead, they departed every man unto his place.
(Whole verse)
〔サムエル後書18章16節〕16 かくてヨアブ
喇叭を
吹ければ
民イスラエルの
後を
追󠄃ふことを
息てかへれりヨアブ
民を
止めたればなり
〔サムエル後書20章21節〕21 其事しからずエフライムの
山地の
人ビクリの
子名はシバといふ
者手を
擧て
王ダビデに
敵せり
爾ら
只彼一人を
付せ
然らば
我此邑をさらんと
婦󠄃ヨアブにいひけるは
視よ
彼の
首級は
石垣の
上より
爾に
投いだすべし
〔サムエル後書20章22節〕22 かくて
婦󠄃其智慧󠄄をもて
凡の
民の
所󠄃にいたりければかれらビクリの
子シバの
首級を
刎てヨアブの
所󠄃に
投出せり
是においてヨアブ
喇叭を
吹ならしければ
人々散て
邑より
退󠄃きておのおの
其天幕に
還󠄃りぬヨアブはエルサレムにかへりて
王の
處にいたれり
〔列王紀略上22章35節〕35 是日戰爭嚴くなりぬ
王は
車の
中に
扶持られて
立ちスリア
人に
對ひをりしが
晩景にいたりて
死たり
創の
血車の
中に
流る
〔列王紀略上22章36節〕36 日の
沒る
頃軍中に
呼はりて
曰ふあり
各其邑に
各其郷に
歸るべしと
〔箴言22章10節〕10 嘲笑者を
逐󠄃へば
爭論も
亦さり
且鬪諍も
恥辱もやむ
神はアビメレクがその七十人の兄弟を殺しておのれの父󠄃になしたる惡に斯く報いたまへり
Thus God rendered the wickedness of Abimelech, which he did unto his father, in slaying his seventy brethren:
God rendered
〔士師記9章24節〕24 是ヱルバアルの七十
人の
子が
受たる
殘忍󠄄と
彼らの
血のこれを
殺せしその
兄弟アビメレクおよび
彼の
手に
力をそへてその
兄弟を
殺さしめたるシケムの
人々に
報い
來るなり
〔ヨブ記31章3節〕3 惡き
人には
滅亡きたらざらんや
善らぬ
事を
爲す
者には
常ならぬ
災禍あらざらんや
〔詩篇9章12節〕12 血を
問糺したまふものは
苦しむものを
心にとめてその
號呼をわすれたまはず
〔詩篇11章6節〕6 羂をあしきもののうへに
降したまはん
火と
硫磺ともゆる
風とはかれらの
酒杯にうくべきものなり
〔詩篇58章10節〕10 義者はかれらが
讎かへさるるを
見てよろこび その
足をあしきものの
血のなかにてあらはん
〔詩篇58章11節〕11 かくて
人はいふべし
實にただしきものに
報賞あり
實にさばきをほどこしたまふ
神はましますなりと
〔詩篇94章23節〕23 神はかれらの
邪曲をその
身におはしめ かれらをその
惡き
事のなかに
滅したまはん われらの
神ヱホバはこれを
滅したまはん
〔箴言5章22節〕22 惡者はおのれの
愆にとらへられ その
罪の
繩に
繋る
〔マタイ傳7章2節〕2 己がさばく
審判󠄄にて
己もさばかれ、
己がはかる
量にて
己も
量らるべし。
〔使徒行傳28章4節〕4 蛇のその
手に
懸りたるを
土人ら
見て
互に
言ふ『この
人は
必ず
殺人者なるべし、
海より
救はれしも、
天道󠄃はその
生くるを
容さぬなり』
〔ガラテヤ書6章7節〕7 自ら
欺くな、
神は
侮るべき
者にあらず、
人の
播く
所󠄃は、その
刈る
所󠄃とならん。
〔ヨハネ黙示録19章20節〕20 かくて
獸は
捕へられ、
又󠄂その
前󠄃に
不思議を
行ひて
獸の
徽章を
受けたる
者と、その
像を
拜する
者とを
惑したる
僞預言者も、
之とともに
捕へられ、
二つながら
生きたるまま
硫黄の
燃ゆる
火の
池に
投げ
入れられたり。
〔ヨハネ黙示録19章21節〕21 その
他の
者は
馬に
乘りたまふ
者の
口より
出づる
劍にて
殺され、
凡ての
鳥その
肉を
食󠄃ひて
飽󠄄きたり。
またシケムの民のすべての惡き事をも神は彼等の頭に報いたまへりすなはちヱルバアルの子ヨタムの詛彼らの上に及べるなり
And all the evil of the men of Shechem did God render upon their heads: and upon them came the curse of Jotham the son of Jerubbaal.
upon them
〔ヨシュア記6章26節〕26 ヨシユアその
時人衆に
誓ひて
命じ
言けるは
凡そ
起󠄃てこのヱリコの
邑を
建る
者はヱホバの
前󠄃に
詛はるべし
其石礎をすゑなば
長子を
失ひその
門を
建なば
季子を
失はんと
〔士師記9章20節〕20 若し
然らずばアビメレクより
火いでてシケムの
民とミロの
家を
燬つくさんまたシケムの
民とミロの
家よりも
火いでてアビメレクを
燬つくすべしと
〔士師記9章45節〕45 アビメレク
其日終󠄃日邑を
攻めつひに
邑を
取りてそのうちの
民を
殺し
邑を
破却ちて
鹽を
撒布ぬ
〔列王紀略上16章34節〕34 其代にベテル
人ヒエル、ヱリコを
建たり
彼其基を
置る
時に
長子アビラムを
喪ひ
其門を
立る
時に
季子セグブを
喪へりヌンの
子ヨシユアによりてヱホバの
言たまへるがごとし